昨日自分が書いた文章に、何すればいいのかわからないとあったのですが映画を観ることにノッてきました。
U-NEXTのラインナップに驚かされる。いつからパゾリーニが配信される世の中になったんだ?と
そのほかにも、今までDVDがあまり流通していなかった作品が配信されてる。
ブレッソン、ジャンコクトーとかいつの間に簡単にみれるようになっていたんですね。
大島渚の『夏の妹』やゴダールの『男性・女性』だって観れなかったわけじゃなくともこんな簡単じゃなかった。
小津もサイレント期まであるし、ヒッチコックもイギリス時代からあったりとかするけど自分でも何見てて何を見てないのかうろ覚えになってきてる。
だけど、オリヴェイラ、クレールドゥニ、増村、ロメールらへんはまだなのでここらへんは映画館で上映されるとき地獄になるんだろうな。
とか思ってるんですが話す相手も聞く相手もいません。家からでてもこんな話題を聞いてくれる人はあまりにも少ないんですが。
長く映画を観る生活をしてると、変化も味わえるんですね。
ウッディアレンの『スターダストメモリー』もフェリーニオマージュ作品ということで高校生の時にすごく観たくなったものの、TSUTAYAにあまりないだかそもそもDVDがないだかで諦めて放っておいた作品でした。
フェリーニが自分の映像の中に気に入ったモチーフや運動を用いで自らの署名をしていったように、アレンは汽車をよく使う。乗り物をよく使う。
映画を見続ける生活も何年も続くと、何年もの間にたくさんの時間と成長があるはずなのにこの作品を見てみたいなと思った自分を近くに感じました。
考えも、見た目も変化しているはずなのにそれだけはとても近くに感じました。
映画や好きなことは、他人との距離も自分のなかにいる自分との距離も自由に行き来できるのかもしれないです。
暇を潰すには膨大だけど、映画以外の勉強したい。なるべく。
ジャズと台湾語とお菓子つくるのと舞台と特撮を勉強したいです。でもやっぱ映画観るの楽すぎてそっちばっかになっちゃう。